令和7年1月1日から確定申告書の控えに収受日付印の押なつが廃止されます。毎年3月13日に行われる重税反対全国統一行動の集団申告では、税務署に確定申告書を提出し収受日付印を押印された控えを受け取ることができましたが、2025年3月の集団申告では、収受日付印が押された申告書の控えは受け取れなくなりました。
税務署の対応は、収受印を押代わりに希望者には別紙でリーフレットを用意しています。
リーフレットには、申告書を受け付けた旨と、日付、税務署名が記載されています。ただ、別紙になるため、手元にある控えが確実に提出されたという事実は担保されません。受理されたとしても、申告した事実確認の証明が手元に残らないともいえます。提出した申告書の控えに収受印を押なつすれば問題はありません。別紙のリーフレットを用意する方が非効率のはず。
今までは控えの収受日付印で「期限内に提出されたかどうか」が分かりましたが、「期限内申告」を要件とする税制優遇に影響がでるおそれが懸念されます。
令和6年分の確定申告は2025年3月13日に行います。申告書の提出方法が変わるかもしれません。現在は全商連や県連からの情報や他民商の動向を参考に三役会で検討します。正式に決まりましたら、常任理事会等の機関会議を通してや飯田地方版等で情報発信して行きます。
紙で提出する納税者への不当な扱いと断固抗議します。皆で団結して、税務署に抗議や要請を強めます。